我が家の息子は1歳半で完全断乳しました。
断乳前は1日8~10回ほど授乳していた私。
しかも実は一度、息子が10ヶ月の頃に夜間断乳をしようとして失敗しています。
なので断乳するとなったらだいぶ泣くだろうな、欲しがらなくなるまで何日もかかるかな…と思いきや!
断乳して2日後には全く欲しがることはなくなりました。
でも、それはいくつもの理由が重なったからかな、と断乳が終わってから感じています。
今回の記事では、断乳前にやったことやらなかったこと、断乳がすんなり成功した理由についてまとめてます。
これから断乳を予定されている方、また一度断乳に失敗してしまった方に参考にしてもらえればと思います。
目次
断乳直前の授乳状況
生後2週間経ったくらいからは完全母乳で育っていた息子。
産まれてからしばらく寝かしつけは抱っこで頑張っていましたが、どうやっても寝ない時期があり、生後半年頃からは基本添い乳にて寝かしつけ。
夜中に起きた時もすかさず添い乳してました。
そんな息子の断乳直前(1歳半頃)の授乳状況はこちら。
平日 | 休日(夫が家にいる時) |
・7時前・・・朝起きる直前
・8時頃・・・朝食後 ・11時頃・・・遊んでいる途中(家にいる場合) ・12時頃・・・昼食後 ・17時頃・・・お風呂前 ・18時半頃・・・お風呂後 ・21時頃・・・寝かしつけ ・23時頃 ・4時頃
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・7時頃・・・朝起きる直前
・17時頃・・・出かけて家に帰ったら ・19時半頃・・・夕食後 ・21時頃・・・寝かしつけ ・23時頃 ・4時頃 |
計9回程度 | 計6回程度 |
一日の授乳回数は平日と休日では差がありました(休日は夫が家にいて気が紛れるため?)。
今振り返ると平日の授乳回数多いですね。
でも平日でも外出していれば特に授乳を求めるわけではなく、完全に暇なときと寝るときに飲んでいる状態でした。
ご飯も1日3回食べてましたし(量は少なめでしたが)、断乳を決意した時には息子にとって授乳は安心できる行為なだけになっている気がしていました。
断乳前にやったこと
母乳外来に相談に行き断乳スケジュールを決める
人によっては特にどこにも行かず自分だけで断乳する方もいらっしゃるらしいのですが、私は母乳外来に行きました。
理由は色々ありまして、
- 1人目だったのでどうして良いか分からなかった
- 自分だけでは途中で挫折しそうだった
- 同じ時期に断乳を予定していたママ友2人が同じ母乳外来に行っていた
というのが主な理由です。
人によって考え方が違うので母乳外来に行くことは絶対におすすめ、というわけではありません。
でも母乳外来に行ってうーんと思った点は、少しお金がかかることぐらいでした(保険の対象外なので1回5千円くらいかかります)。
胸のマッサージついでに子育ての相談をしたり、きちんと断乳の計画を立ててくれたりと結構満足な点が多かったので、個人的には気分転換がてら母乳外来に行くのがおすすめです!
カレンダーを見せて言い聞かせ
断乳をすると決めたらやると良いとよく言われることですが、ホントに効果あるの?と思いますよね。
でも子ども自身がまだ喋れなかったとしても、こちらの言っていることが分かっている素振りを見せているのであれば効果がある気がします。
ママ友の中には手作りのカレンダーを作っている人もいましたが、私はその後も普通に使いたかったため100均でカレンダーを買ってきました。
買ったカレンダーは壁掛け、書き込むところが多め、そして子どもが好きな絵や写真があるものを選びました。
100均だと種類は少なめかもしれませんが、意外とシンプルで良いものもありましたよ~!
写真も犬や猫くらいしかありませんでしたが、カラーでとても可愛い写真が毎月載っているカレンダーもありました。
指差しで『この日が最後の授乳だよ』と教えるだけではなく、一日の終わりに×印をつけて今どの日なのか分かりやすくしました。
また、胸を指さしながら「おっぱい、この日でバイバイだよ」と言って胸に向かってバイバイさせてました。
断乳前にやらなかったこと
添い乳に頼らない寝かしつけ方法に変える
寝かしつけを添い乳に頼りきっていると、親も子も断乳したあと大変かな?と思い母乳外来で相談しました。
ところが、むしろ断乳したら添い乳はできないから思う存分吸わせてあげなさい、そして自分もそれで楽なら身体が休まるのだからどんどんして良いとのこと。
確かに、断乳をしたら嫌でも寝かしつけ方法を変えなければいけないのだから今更ネントレを慌ててするより、貴重な親子の時間を楽しんだ方が良いですよね。
また、早くからネントレをして子ども一人で入眠できるようにしている方がいる中で添い乳してると言うと『ラクをしていて申し訳ない』みたいな気持ちになっていました。
でも私の行った母乳外来では、添い乳をすることで少なからずお母さんがラクになるのに、それの何がいけないのか分からないとはっきり言って下さいました。
確かに、ラクをする=悪ではないですよね。
むしろそれによって時間ができたり、効率化できるのなら良いことなはず!
このやり取りによって断乳前の添い乳の時間を穏やかな気持ちで過ごすことができました。
授乳回数を少なくする
これも添い乳の話と同じで、もう断乳まで残り少ないのに今更授乳回数を少なくしたところで大した影響はないのだから、最後に思う存分飲ましてあげることが大事とのことでした。
ただ、これは断乳直前まで授乳回数をあまり減らしてなかったからなので、親子で無理のない程度に授乳回数を少しずつ減らせていたら良かったかな、と思いました。
断乳の流れ
断乳1日目
朝息子の気が済むまで授乳をして最後の授乳終了。
最後の授乳の日を夫が休みの日にしたため、最後の授乳は息子が早く遊びたい気持ちが強かったのかあっけないものでした。
授乳後は家族で朝から夕方までお出かけ。
夕方帰ってから少し授乳を要求するものの、バイバイしたでしょ?と言うとバイバイの仕草をして諦める息子。
夕飯を食べる時にも授乳して欲しがる息子。
それでもバイバイだよーと言い続けると、本当にもう授乳はなくなったんだと気づいたのか、泣きながらも自分のご飯を私のところに持ってきて食べさせるようねだり、何とか自分の気持ちを落ち着けているようでした。
(夫が休みの時は夫が息子のご飯担当でしたが、この時はいつもと違い私のところにご飯を持ってくる姿が健気で一緒に泣きそうになる私・・・)
大変だったのが寝かしつけ。夜にはかなり胸が張っており、抱っこするだけでも痛い。
最初の寝かしつけは夫だけで成功したものの、1時間後くらいに起きてしまい、夫の寝かしつけではひたすら泣き続ける息子。
全く寝る気配がなかったので恐る恐る抱っこ紐をして私が寝かしつけをしました。
その後も夜中に2回ほど起きるも、痛みに耐えながら抱っこをして寝かしつけました。
断乳2日目
前の晩ひたすら泣きながら寝たので朝が心配でしたが、意外にも機嫌が良い息子。
この日も休日だったため、夕方まで家族で出かけました。
断乳2日目にして、もう授乳を要求してくることはほぼなく、拍子抜けでした。
夜はみんなで横になって絵本を寝室で読んだり、息子の好きな電車の動画を見てうとうとするものの、最終的には抱っこ紐を使っての寝かしつけ。
また、胸の痛みに関しては冷えピタを見つけたので胸に貼ってみたところ、だいぶ痛みがマシになり快適に過ごせました。
この日に夜中に起きたのは1回。それも抱っこしたらすぐに寝てしまいました。
断乳3日目
この日は平日。朝からママ友に息子を預けて見ていてもらい、母乳外来でのマッサージで胸の張りを取ってもらいました。
母乳外来にはもちろん子どもは連れていけるのですが、断乳後初めてのマッサージでは原則子どもは連れてこないに、との方針でした。
子どもによっては断乳したばかりでお母さんの胸を見てしまうと、もしかして飲めるのかな?と期待したり、思い出して泣いてしまったりする子もいるようです。
ただうちの息子の場合は断乳3日目には全く飲みたがる素振りも見せませんでした。
とは言え胸を見てしまったらどうなるのか分からなかったため、お風呂には私はキャミソールを着たまま入りました。
断乳4日目
全く飲みたがらず、お風呂もおもちゃで遊ぶのに夢中で普通に胸を隠さず入っても大丈夫でした。
日中も特に機嫌が悪くなることもなく、むしろニコニコな息子。
夜も抱っこ紐を使うことで、すんなりと寝てくれました。
断乳5日目~断乳から1ヶ月
一週間おきに2回母乳外来でマッサージをしてもらい、断乳に関しては全ておしまいとなりました。
かかった費用は、
初診 6,000円
2回目以降 5,000円×3回で15,000円
計 21,000円
でした!
断乳直後以外は子どもは連れて行って、マッサージ中は同じ部屋のおもちゃで遊んでいました。
マッサージ中は色々相談できたり、マッサージ後は張りもなく胸がふわふわになったし、私は母乳外来に行って満足でした☆
たまに夜に起きてしまったとき、寝ぼけながら胸を触ってきますが、飲もうとはしません。
完全に断乳した後、変わったこと
明らかに断乳を境に変わったなーと思ったことは2つあるのですが、どちらもすごく嬉しいことでした!
それは、
①食事を食べる意欲がかなり出てきた(量を食べる、自分で食べようとする)
授乳中は食事にあまり執着がなく、量も食べないし種類も食べないしで本当にふりかけご飯とみそ汁がほぼ毎日のメインでした。
お腹が空いたと要求することもなく、心配していたのですが…。
断乳したら1度に食べる食事の量は2倍くらいに増え、自分からこれ食べたい!と意思表示をするようになりました!
さらに親に食べさせてもらうのがまどろっこしくなったのか、いきなり自分で食べるのが上手くなりました。
もちろん全て一人で食べられるわけじゃないし、まだまだこぼすのですが、それまでは口に運ばれるのを待ってばかりだったのでびっくりです。
②夜中に起きることがほぼなくなり、7~8時間は続けて寝るようになった
これは本ッ当に嬉しい変化でした。
妊娠中のお腹が大きくなって夜も長い時間寝付けなくなった頃から断乳をするまでの約2年近く。
ずっと2~3時間ごとの細切れ睡眠、長くて5時間。
5時間でも十分!と思う人もいるかもしれませんが、5時間眠れるのなんて半年に1度くらいのものでしたので、基本は細切れ睡眠を繰り返していました。
そんな眠りの浅かった息子がぶっ通しで8時間も寝てくれるようになるなんて、感無量です。
まとめ
息子は断乳し始めた最初はかなり泣いたとはいえ、我が家は断乳がスムーズに成功した方だと思います。
それは、断乳を始めるのに良いタイミングがいくつかあったからかもしれません。
ちょうどこちらの言っていることが分かるようになってきていたり、幼児食に移行する時期であったり、夢中になれる遊びがたくさん出てきた時であったり。
きっと同じ時期に断乳した方がいても、子どもによって反応や変化は違ってくるでしょう。
でも、断乳を考えている方にとって私のやり方が少しでも参考になって、スムーズに断乳できることを願っています!
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