ファーストシューズ、どこで買う?我が家がミキハウスで買ったワケ!

最近我が家では息子が歩き始めるようになったため、ついにファーストシューズを購入しました

ファーストシューズは子どもの足の形成にとって大事なものなので、きちんとしたものを選ばなければなりません。

でも「きちんと」と言っても具体的に何を基準に選んで良いのか全く分からなかった私。

そこで、購入するまでに下調べをして見に行くメーカーを数軒に絞り込み、店頭でも店員さんに話を聞いてファーストシューズを購入しました。

ちなみに購入したのはミキハウス

ミキハウスは子育て世代なら誰でも聞いたことがあるのではないでしょうか。

でも少しお高いイメージですよね。

我が家がそんなミキハウスでファーストシューズを購入した決め手、そしてファーストシューズを選ぶポイントついてもご紹介していきたいと思います。

ファーストシューズを買った時期は?

我が家は息子が1歳2ヶ月、支えなしで5歩程度は平均して歩けるようになった頃にファーストシューズを買いました。

息子が立って1歩踏み出せたらすごく感動して、すぐにでもファーストシューズを買いたくなりました。

でも調べてみると、ファーストシューズを買う目安は家の中で何もつかまらずに5~10歩程度歩けるようになって外で履くのに必要になってからで良いとのこと。

赤ちゃんははだしが一番歩きやすいので、1歩歩けたからといってすぐに靴を履かせてしまうと違和感を覚えてなかなか歩かなくなってしまうこともあるそうです。

ただ我が家では、息子が何もつかまらずに何歩か歩けるようになってきた頃には外でも常に抱っこ紐やベビーカーから降りて歩きたがるようになり、「これは靴を買わなければ!」と必要に駆られて買いました

息子の靴選びの経験から、1~2歩踏み出せた頃からファーストシューズを探し始め、子どもが外で歩きたがる頃に購入するのが一番スムーズだと思います。

また、靴を履くということに慣れさせるつもりで、つたい歩きがスイスイできるようになってきた頃に「プレシューズ」を購入するのもおすすめです。

非公開: 赤ちゃんのプレシューズにおすすめ!靴下一体型シューズ「アティパス」を使った感想

赤ちゃんの足の成長にとって良いファーストシューズとは?

赤ちゃんがファーストシューズを履き始めるのはまだ骨や筋肉が未発達で、歩行も不安定な時期。

そんな時期に履く足の成長にとって良いファーストシューズとは、

  • かかとがしっかりしている
  • つま先に適度なそり返しがある
  • 靴底が柔らかい
  • 通気性が良い

ということが挙げられます。

かかとがしっかりしている

かかとがぐらつかずしっかり固定されることで、赤ちゃんの歩行が安定します。

つま先に適度なそり返しがある

大人はかかとから着地してつま先で地面を蹴って歩きますが、赤ちゃんは足の裏全体で着地してすり足で前に進みます。

そのために赤ちゃんはつまずいたり転んだりしやすいのです。

でもつま先にそり返しがあることで、赤ちゃんがつまずきにくくなります。

靴底が柔らかい

足の曲がる位置で靴底が曲がることで、スムーズな方向転換の手助けとなったり土踏まずの形成を促します。

通気性が良い

赤ちゃんの足は大人の足に比べてだいぶ小さいですが、汗腺の数は大人と同じ。

ということは、汗腺の光地が高いためとても汗をかきやすいです。

通気性が良い靴下と靴を選んであげると良いでしょう。

ファーストシューズを選ぶポイント

子どもの足のサイズ、足幅、甲の高さ、足首と合っているか

靴のサイズは子どもの足のサイズ+0.5cm~1cmです。

1cm大きいと少し大きいかな?と思うかもしれませんが、赤ちゃんは着地するたびに指先が広がり、指を使って地面をつかむように歩きます。

この動きを妨げないようにつま先にゆとりが必要になります。

そしてメーカーによって作りが多少違うため、推奨されているサイズが違いますので店舗で店員さんに聞いたり、公式ホームページで確認しましょう

また、靴のサイズだけでなく足幅、足の甲の高さ、足首も合っているか確認します。

元々このメーカーが良い!と思っていてもそのメーカーでは細身のものしかなく足幅が合わなかった…というのもよく聞く話です。

足首のサイズも、ものによっては履き口が窮屈であったりくるぶしにあたったりしてしまうものもあるのでしっかり確認しましょう。

足幅や足の甲の高さ、足首がフィットしているかは店員さんに相談した方が分かりやすいので、お店で測ってもらってその場で相談しつつ履かせてみるのがおすすめです。

メーカーに固執せず、子どもの足に合ったシューズを探しましょう!

軽いかどうか

産まれてからずっと裸足、もしくは靴下しか履いてこなかった赤ちゃんが靴を履いたら、当然違和感があります。

少しでも裸足に近い状態にすることで赤ちゃんの歩行がスムーズになるので、靴の重さは軽いものを選びましょう。

履かせやすい、履きやすいかどうか

履かせやすい靴としては、マジックテープで靴の履き口が大きく広がるものがおすすめです。

マジックテープのベルトの場合、ベルトの本数が1本か2本になります。

1本のベルトの方が履かせやすいですが、2本のベルトの方が子どもの足に合わせて調節がしやすいという利点もあります

見た目は2本のベルトでも実はつながっているというものもあります。

また、靴のベロの部分がくっついているかどうかも履かせやすさに重要になってきます。

靴のベロの部分は片方がくっついていないものと、両側ともくっついていないものがあります。

ミキハウスの店員さんに聞いたところ、靴のベロが全くくっついていないと履かせた時に中に入り込んでしまうことがあるので、履かせ慣れてないうちは片方くっついている方がおすすめとのことでした。

我が家で下調べして実際に見に行ったメーカー

ミキハウス

値段は他のメーカーに比べて全体的に高めですが、さすが安定のミキハウスです。

作り、デザイン、接客は文句なしでした。

ミキハウスのファーストシューズは甲の部分が大きく開くので履かせやすかったです。

周りでもファーストシューズはミキハウスという方が多かったので、一度は見に行って店員さんに靴選びを色々相談してみるだけでも参考になると思います。

ファーストシューズのデザインは赤ちゃんらしい可愛らしいものからかっこいいものまで豊富にあります。

そのために気に入ったデザインのものも見つかりやすいです。

また、ミキハウスのファーストシューズのサイズは11~13.5cmが用意されています。

たまに足が元々大きめの子だと最初から13.5cmが入らない子もいます。

その場合は店員さんに相談してみると、15cmまで用意されているセカンドシューズの中から軽くてファーストシューズのようなシューズを選んでくれると思いますよ~!

その他にも甲高、幅広など子どもの足に合わせた靴選びのアドバイスをしてくれるシューズアドバイザーが常駐している店舗を検索することができます。

>>シューズアドバイザーの常駐店舗を探す

アシックス

お値段はミキハウスより少しお手頃な価格になっています。

見た目はシンプルなものが多く、どんな服にでも合わせやすそう。

基本的にマジックテープは2本のファーストシューズばかりです。

スポーツメーカーなためか、軽くてフィット性もあるので動きやすいシューズです。

アシックスのファーストサイズ『スクスクファースト』のサイズは11.5~13.5cmが用意されています。

このシューズは足裏全体を使って歩く「ぺたぺた歩き」に対応した、ミドルカット(足首までのタイプ)~ローカット(くるぶしあたりのタイプ)のシューズです。

MEMO
ミドルカットとローカット、どちらのシューズを選ぶべきかは基本的には子どもの歩き方を見て判断します。

ミドルカット・・・左右に揺れていて不安定な場合

ローカット・・・・歩き方が安定している場合

詳しくはアシックスの公式ホームページに載っています。

はだし感覚のシューズを目指して開発された『スクスクファースト』では、足指が使いやすく屈曲性が良いシューズとなっています。

ただ、アシックスのキッズシューズに特化した専門店は全国で2店舗、それも東京にしかありません。

でも、そこでしかキッズシューズを取り扱っていないわけではなく、アシックスの普通の店舗や百貨店、ショッピングモールのキッズシューズ売り場などにも置いてあります。

>>SUKU2(スクスク)主な取り扱い店舗一覧

また、アシックスでは『子どもの足の計測会』という専用の計測器を使って子どもの足を測ってもらえるイベントをたまにやっています。

我が家では計測会にたまたま行けなかったのですが、もしファーストシューズの購入を考え始めた時期に近くの地域で計測会が行われるようであれば、行ってみるとファーストシューズ選びの参考になると思います。

>>子どもの足の計測会の開催日程を確認する

 

購入までの流れ

①足のサイズを測る

抱っこして測ると体重がかからないために実際に立った時よりも数mm小さくなってしまうため、足のサイズを計測する機械の上に立って測ります。

まだ歩き始めの子どもであれば疲れたり機嫌がよくないと立たずに座り込んでしまったり抱っこをせがんでくると思いますので、できれば元気で機嫌がよい時にサイズを測ることをおすすめします。

もちろん抱っこしたままでも測ってくれますが、目安になってしまいます。

②靴を選ぶ

上記で書いた通り、ファーストシューズにもベルトの本数や靴のベロの部分で色々形状の違いがあります。

どれを選ぶかは購入する人の考え方次第にもなってきますし、デザインとの兼ね合いもあると思います。

せっかくのファーストシューズですので、デザインにもこだわりたいですよね。

どんな形状のファーストシューズを選んでも、子どもの足の成長を考えて作られたものなので基本的には履かせやすさデザインを重視して選んでよいのではないかと思います。

③実際に履かせて確認する

足幅やつま先の周りの空間がちょうどよいか、履かせやすいかどうかなどを確認します。

子どもの足の形によってはサイズはちょうどよくても足幅がぴったり過ぎる、といったこともあると思いますので、サイズだけで選ばずに実際に履いて確認した方が良いです。

こちらも、履かせて立った状態で足のゆとりを確認したり、歩いている様子を見たいと思いますのでできる限り子どもの機嫌が良い時に連れていけると良いですね。

我が家がミキハウスでファーストシューズを購入した決め手

実際に購入したファーストシューズ

マジックテープが大きすぎないサイズで1枚

履かせやすさを重視するとマジックテープは1枚が希望でした。

我が家の息子は動きたがりのため、いかに早く履かせられるかを重視しました。

また、買ったファーストシューズのマジックテープは幅が細く、つま先に近い場所が紐状になっているので歩いている時に足の曲がる位置で曲がりやすそうなのも決め手になりました。

デザインが良い

ミキハウスのファーストシューズには様々なテイストの靴があります。

ロゴだけであまり装飾のないシンプルな靴や、動物などのイラストがある可愛らしい靴、デニム生地のかっこいい靴、そしてこの時にしか履かせることのできない、赤ちゃんぽさが全開のデザインの靴もあります。

こういった靴もかわいくて迷ったのですが、もう少し靴っぽいデザインでかつかわいらしさも残っている靴を探していました。

そうしたところ、こちらのファーストシューズ

が見つかり、まさに理想通りでした。

足の測定の仕方がうまい

子どもの足の測定の仕方にも一工夫ありました。

最初に子ども用の小さい椅子に子どもを座らせてくれます。

まずこの椅子がとても可愛らしい!サイズ感もちょうど子どもが座りたくなるサイズになっていますので、機嫌が良ければすんなりと座ってくれます。

その椅子に座ったまま靴下やプレシューズなど子どもが履いているものを脱いで裸足になります。

そして身長を測る機械のミニバージョンのような機械を子どものかかとに合わせたら、子どもを立ち上がらせます。

この時も無理に立ち上がらせず、店員さんは優しく声掛けをしながら立たせようとしてくれます。

立ち上がって足に体重が乗った状態の子どもの足のつま先の部分に機械を合わせ、1mm単位で足のサイズを確認します。

なかなかじっとしてくれない子どもが自ら進んで測りたくなるような工夫がされているな、と感じました。

接客が良い

この接客の良さが品質はとても良いけど値段は少しお高め…なミキハウスでの購入を後押ししたと言っても過言ではないです。

ファーストシューズを見に行った時にちょうど眠い時間になってしまい、機嫌が悪くなってしまった息子。

足のサイズを測るにも、靴を試しに履かせてみようにもひたすら嫌がり抱っこを求める息子をどうにか笑わせようと店員さんが数人がかりでおもちゃを使ってあやしてくれたのです。

その前に多くのメーカーの靴が置いてある店で同じ状態になった時は、店員さんは早々にきちんと足のサイズを測ることを諦め、抱っこした状態でのサイズの計測にせざるを得なかったので感動しました。

また、色々気にかかっていることの質問にも土曜日の忙しい時間帯でも丁寧に答えてくださり安心できました。

さらに話を一度聞いて一応他のメーカーも見てみようと別のところへ行こうとする私たちにも、嫌な顔を全くせず優しく「またお待ちしております」と声をかけてくださったのです。

さすが子ども用品のトップにいるミキハウスだな、と感じました。

まとめ【事前にいくつか気になるメーカーを絞って店頭で実際に履かせて選ぶべし】

私もファーストシューズをどこで買うか決めるにあたって事前にすごくネット検索したりと調べたのですが、結局は店頭に見に行くことが一番です!

ただ、やみくもに店頭に見に行っても色々なところで売っていてどうすればよいか分からなくなりがちです。

事前に子どもの靴に対する考え方やデザインで気になるメーカーを絞り、そこからさらに子どもの足に合うかどうかを確認するために店頭に行くのが一番良いかと思います。

実際に手に取って見てみることで良いと思っていた靴が意外に重かったり、あまり考えていなかった靴が履かせやすくて子どもも気に入ったりということもあると思うので、下調べでは2~3メーカーに絞って最終的には店頭で見て決めるのが一番だと思います。

ぜひ子どもも親もお気に入りのファーストシューズを見つけてください。

この記事が読んだ方にとって少しでも参考になれば嬉しいです。

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