こんにちは!
今回は、私も初めての出産の前には検索しまくった陣痛から出産までの体験談を書きたいと思います。
人によって違うことはもちろん分かっているんですが、それでも色々なパターンの出産を知っておくことで覚悟を決めることができたような気がします。
日記のような形式で書きたいと思うので、お時間ある方、気になる方はぜひ。
出産予定日
出産予定日には全く何の予兆もなく、そのまま2日何事もなく過ぎる。
予定日は予定日でしかないし、初産だから遅れるだろうと思っていたのでそこまで焦りはなし。両親や祖父母は毎日どんな様子か連絡があったのでそれがプレッシャー。ただ何を言われようと自分ではどうしようもない。笑
ただ、予定日前の検診で、赤ちゃんが全く下におりてきておらず、もし予定日から1週間経っても赤ちゃんがまだ下におりてこないようなら帝王切開の可能性も考えておいてと病院に言われ、手術をしたことがない私は意識があるままお腹を切るかも、と考えてドキドキ。
入院1日目
そんなこんなで予定日を2日過ぎた日の夜。
夜寝る時から定期的な痛みがあり、陣痛アプリで間隔計測。最初の痛みはは40分おきくらいで朝方まで。5時頃には10分前後の間隔になり、7時頃病院へ連絡。その時生理の始まりのようなおしるしもくる。
陣痛っぽいので入院の準備をして受付開始の8時半頃来て下さいとのこと。とりあえずまだ動けるし時間もあるので(病院は車で15分くらいのところでした)朝ごはんを食べたり入院荷物の最終確認をする。
しかしそこで問題が。なんと夫の車がバッテリーが上がっていることが発覚。たまたま室内灯がつけっぱなしになっていたらしく、それが原因?
とりあえず先に病院へ、ということで私の車を夫に運転してもらい、病院に行き内診してもらうと子宮口の開きは3センチでまだまだだが、陣痛があるため入院の判断。
そして案内された部屋はお手洗いが一番遠い部屋…。たまたま空いている部屋に通されるようなのでしょうがない。トイレが部屋にある部屋もあったようなので運が悪かったよう。
夫は一旦車のディーラーに連絡したり、自分の昼食をとるため家に帰ることに。
私は病院で昼食。たまにNSTをやるが張りは継続するものの間隔は短くならず…。痛みも生理痛のかなり痛い時版だが、声を出さずに我慢できるのでまだまだと言われてしまう。
夫は午後も一応休みを取ってくれたがこの日は結局陣痛が短くならずそのまま入院。寝て体力回復するよう言われるものの痛みのため長くは眠れず、ウトウトしつつ痛みがきたら陣痛アプリに入力して過ごす。
この時、前日から細切れにしか眠れない状態が続いてすごく辛かったが、
「新生児期は全然眠れないとは言っても3分おきに起きるとかはないはず!ということは今眠れなくて辛いけどこれを乗り越えれば何でも耐えられる!」
と思って痛みと眠気に耐えていた…(結局新生児期の辛さは眠れない以外にもあったので比べられるものではなかった)
結局、朝方痛みが弱まったのか疲れからか1時間程続けて眠れて少しだけ体力回復。
入院2日目
朝からNSTをやるがあまり変わらず、夫はとりあえず会社に行くことに。
内診もされ、陣痛促進剤を入れるかも、という話もあったのですができる限り使わない方針でいこう、となりそのまま様子見になる。
この日は昨日より痛みの間隔は短く、一日中3~8分をずっといったりきたり。痛みは昨日より痛く、痛みのある間はご飯食べられず。
お手洗いに行くにも途中で痛みの波に耐えながらなので、頻尿もあり辛い。
日中はそのまま痛みの間隔がさらに短くなることはなく、この調子が続くのなら明日の朝こそ陣痛促進剤か、赤ちゃんの頭の位置によっては帝王切開か、とのこと。
入院3日目
夜中3時頃、たまにかなり激しい痛みがくるようになり、病室で破水したかな?という感覚が。ナースコールをしてNST、内診してもらうと血が出ているが破水ではなく、子宮口が5センチになっているためその影響かも?とのこと。
痛みの間隔は相変わらず3~5分が基本だがたまに2分くらいの時もあり。夫を呼ぶか助産師さんと相談するも、時間が早すぎるのとこれまでの進みが遅いためもう少し様子見。7時頃また見てもらうと子宮口が8センチになり、痛みもかなりあるため夫を呼ぶことに。
この頃からおしりから何か出てきそうな、いきみたい感じになってくるので助産師さんにお尻を押してもらったり自分で押さえたり。ただ自分では手がうまく届かず…夫がきてからは夫に押してもらう。いきみ逃しにテニスボールも持っていったが、私は人の手、特に親指でピンポイントに押してもらう方が良かった。
そして朝食の時間。その日の朝食メニューがフレンチトーストで、入院した日からすごく楽しみにしてたため陣痛室に持ってきてもらい陣痛の合間に夫に食べさせてもらう。
だがここからも長く、痛みの間は唸るほど痛いのに子宮口9センチからなかなか進まず。
やっと子宮口が10センチになり分娩室に行きましょうと言われたのは11時頃。分娩室に入ってからも破水がまだなのでさらにそこでひたすら痛みに耐え、自然に破水するのを待つ。
もう疲れもあるのか陣痛の合間は寝ているのか意識を失っているのか分からず。夫がNSTの機械を見て痛みを感じる前に陣痛がくるのを察知しお尻を押さえてくれるのでそれで起きるような状態。
結局自然には破水せず、人工破水してもらったがあまり分からず。何回か痛みに合わせていきむがなかなか出てこない。段々痛みが分からなくなってきたからか体力がなくなってきたからか、7~8回いきんだあと助産師さんがお腹を押して赤ちゃんを出すことに。
恰幅の良い助産師さんが陣痛の痛みのタイミングでお腹の上に半分乗っているような状態になりながら押し出してくれる。これがかなり苦しかった…。押された場所は後々筋肉痛のような痛みに。笑
でもおかげでついに赤ちゃんの頭が出てきて、うまく取り上げてくれた。
赤ちゃんはすぐ泣いた。本当にすぐ泣くんだ…とぼんやり思ったのを覚えている。
赤ちゃんが生まれた後は痛い場合もあるという胎盤の取り出しや会陰切開を縫う時間。ただ、どちらもあまり感覚なし。一応縫う時は表面麻酔あり。産まれて感動というより疲れて呆然というところ。
処置も終わったあと、赤ちゃんを少し抱っこさせてくれて、写真を撮る時間もくれた。
最後に
陣痛から出産に至るまでの経過はこのような感じでした。
陣痛はどのくらい痛いのか、とか会陰切開せずに済むには、とか出産前は色々調べていましたが、出産経験のある人と話すと本当に出産の数だけ違いがある気がしました。
なので、参考に、というよりはこんな出産もあるんだな~、という程度で見ておくと良いのかな、と思います。
読んで頂き、ありがとうございました!
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