私は出産した時に夫に立ち会いをしてもらいました。
出産前は立ち会いしてもらいたい気持ちとしてもらいたくない気持ちが半々。
一生に何度あるか分からない大仕事なので一緒に頑張りたいという気持ちと、やはり見られるのに抵抗がある気持ちとのせめぎあいでした。
夫自身も私の気持ちを尊重するとのことでどちらでも良いと言うので、最終的には立ち会いしてもらいました。
そんな私でしたが、終わってみれば立ち会いしてもらって良かった!と感じましたし、夫もして良かったとのこと。
そこで、賛否両論ある立ち会い出産をして良かった理由をまとめてみました。
夫にも当時のことをインタビューしてみたので、これから立ち会い出産するか迷っている方は参考にしてみて下さい!
目次
夫に立ち会い出産をしてもらって良かった理由
いくつかあるのですが、理由にも夫にしてもらった行動と産んだ時の状況があったので分けて書いてみます。
行動編①:夫がいきみ逃しで大活躍
夫は本格的に陣痛が始まりいきみ逃しをし始めた頃に病院に到着したのですが、このいきみ逃しで大活躍!
最初は助産師さんがお尻を強く押してくれていましたが、(押してもらうといきみ逃しが少し楽になります)助産師さんはずっとつきっきりではありません。
だからといって自分ではお尻なんてうまいこと押すことができないので本当に助かりました!
夫は途中からは陣痛の波を計測する機械の見方を習得し、陣痛がくるタイミングでうまく押してくれていました。
特に私の場合はなかなか子宮口が全開にならず、陣痛の痛みを我慢している時間が長かったので一人ではとても耐えられていた自信がありません。
夫には本当に感謝です。
行動編②:長い陣痛中、ご飯を食べさせてもらえた
私はたまたま陣痛の時間がものすごく長く、陣痛を我慢している間でご飯の時間がきてしまいました。
人によっては食べない!という方もいるかもしれませんが、私が出産した病院は一食たりとも抜きたくないくらいご飯が美味しかったのです。
まぁそれだけではなく、そこからどのくらいかかるかも分からなかったので、体力を回復する意味でも少しでもご飯を食べようとなりました。
でも2〜3分おきに激しい痛みがくるので、起き上がることもままなりません。
そこで、私はベッドに横になったままで夫がご飯を私に食べさせてくれるということになりました。
私の痛みが治まった数分を確認してぱっと食べさせるので面倒な部分もあったと思います。
助産師さんは他の仕事もあるので食べさせてもらうわけにはいかなかったですし、無事美味しいご飯を食べることができて助かりました。
状況編①:産まれてくる場所が夫からは見えないようになっていた
私の産んだ病院は、分娩室に移動したら夫は妻の頭側に立って見守ることになってました。
さらに、産む時にはお腹から下あたりに紙(歯医者さんの胸元につける紙の大きなもの)をかけてくれました。
これにより、足側にいる産婦人科医の先生や助産師さん以外は股のあたりは見えないようになります。
病院によっては産む人の股側に通されがっつり赤ちゃんが出てくるところが見える…というところもあるらしいので、見られるのに抵抗がある人、また血が苦手な人はここは要確認です。
私はいまだに夫の前での着替えに抵抗があるので、この病院の方針は本当にありがたかったです。
この対応がなければ立ち会いはやめてもらってたかもしれません。
状況編②:産後、夫に写真を撮っておいてもらえた
夫には息子を産んだあとに生まれたばかりの息子との写真や、体重を測られている息子の写真を撮ってもらえました。
出産中は夫には特にビデオ撮影は依頼しませんでしたが、撮ることもできるようでした。
この写真・動画撮影も、もし一人で出産していたら疲れ切っていて撮れていなかったかもしれません。
助産師さんが撮ってくれたりするかもしれませんが、深夜で人手が足りない時などは頼むのも難しい可能性もあります。
出産直後の子どもの姿は本当に貴重な姿なので、できれば記録に残しておきたいという方も多いかと思います。
病院によって出産直後の写真撮影が許可されているか等確認は必要だと思いますが、出産直後ですぐには動けない妻に代わって、ぜひ色々な角度から生まれたての我が子を撮影してもらいましょう!
立ち会い出産を経験した夫の感想
この記事を書くにあたって夫に立ち会い出産を経験してみてどうだったか改めて聞いてみました。
ちなみに夫は血は絶対ダメな人ではないですが、あまり得意ではない人です。
私
夫:ずっと陣痛で苦しんでるのを間近で見て、辛そうな時間が長すぎて早く産まれて欲しいと思ってた。
私
夫:全く股の方は見えないようになっていたし、怖いとかはなかったよ。
私
夫:まずは奥さんがどうしたいかが重要だと思う。やっぱり見られたくないって人もいるだろうし。
でもその上で立ち合い出産して良かったよって話はする。
とのことでした!
あまり感動!という感じではありませんでしたが、出産し終わったあとに陣痛に苦しむ私を見て泣きそうになったとも言っていたので、一緒に頑張ってくれていたんだなあと思います。
まとめ
たまに立ち会い出産が必要ないと言う人で、「出産において男性にできることはない」といった意見を見かけます。
確かに「子どもを産む」という行為は男性にはできないですが、できること、やってもらうと助かることはたくさんあります。
いきみ逃しを手伝ったり、飲み物を飲ませたり…そもそも近くで応援してくれているだけでも心強いです。
(あ、でも、陣痛を我慢している間は触れられたくない!という方もいるので、そこは臨機応変にした方が良いかと思います。)
今回の記事は私が出産した経験に基づいて書いているので、病院によっては対応が全然違う場合もあると思います。
また、私は普通分娩でしたが、帝王切開や無痛分娩の場合は立ち会いができない、という場合もあります。
可能ならば出産時に立ち会いをするとしたらどこでするのか、どこまで見えるのか、写真撮影等は可能か、など気になることは病院に確認しておくと良いです。
正解はないので難しいですが、立ち会い出産をどうするか迷っている方への手助けに少しでもなりますように。
出産した時の一部始終の体験談はこちら。
出産体験談:陣痛から出産までの記録
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